SQL Server Express 接続文字列

Visual Basic ADO.NET [Community Express]

新しいデータソースの追加

VB2005以降、「新しいデータソースの追加」を使うと、SQL Serverの接続文字列が自動的に作成されます。

準備として、管理ツール「Microsoft SQL Server Management Studio」で、データベース「販売管理データベース.mdf」を作成してください。テーブルは作成してもしなくても大丈夫です。

接続文字列自動生成

スタートメニューから「Visual Studio 2017」を右クリックして、管理者として起動します。

新しいデータソース

Windowsアプリケーションプロジェクトを選択し、新しいプロジェクトを作成したら、メニュー[プロジェクト]-[新しいデータソースの追加]をクリックします。


データソース

データソース構成ウィザードの「データソースの種類を選択」が表示されるので、アプリケーションのデータの取得元から[データベース]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。


データセット

「データソース モデル選択」画面になったら、[データセット]を選択して、[次へ]ボタンをクリックします。


データ接続選択

「データ接続の選択」画面が表示されるので、[新しい接続]ボタンをクリックします。


接続の追加

「データソースの選択」画面が表示されるので、「データソース」から[Microsoft SQL Server データベース ファイル ]を選択して、[続行]ボタンをクリックします。


データソースの変更

「接続の追加」画面が表示されます。

データソースが[Microsoft SQL Server データベース ファイル]になっていることを確認したら、[参照]ボタンを押して、利用するSQL Serverデータベースファイル(拡張子.mdf)を選択します。

「サーバーにログオンする」の項目は、[Windows 認証を使用する]を選択します。

さらに[詳細設定]ボタンをクリックします。


でーたソース名

詳細プロパティの「Data Souse」から[.\SQLEXPRESS]インスタンスを選択て、[OK]ボタンをクリックします。

【注意】SQL Server Express 2014 を既定値のままインストールすると、「名前付きインスタンス」になり、そのときのインスタンス名は「SQLEXPRESS」)


接続確認テスト

[接続の追加]画面に戻ったら、[テスト接続]ボタンを押して、正常にデータベースに接続できるか確認します。

「テスト接続に成功しました。」ダイアログが表示されれば、接続文字列が作成されています。


接続確認テスト

[データソースの選択]画面に戻ったら、「アプリケーションに保存する接続文字列」の左側にある[+]ボタンを押せば、接続文字列が表示されます。

この接続文字列をコピーして、データベースに接続するテストプログラムを作成してみます。不要なら飛ばしてください。


[次へ]ボタンを押して先に進めれば、接続文字列をapp.configファイルに保管することができます。

【詳細】app.configファイルに接続文字列を保存する