文字列を連結する [VB]

文字列連結演算子 &


文字列連結演算子 & 演算子を使うと、ふたつの文字列を連結して、一つの文字列にすることができます。

文字列連結演算子 & の使い方は簡単です。連結したい文字列の間に、& を記述するだけです。

文字列変数を使えば、様々な文字列を連結することができます。

ふたつの固定文字列を連結する

まずは、&演算子を使って、ふたつの固定文字列を連結するプログラムを作成します。

次の文字列連結の例では、after変数は、"1行目の文字列"になります。

  ' 文字列変数の宣言と代入
  Dim after As String = ""

  ' 文字列の連結
  after = "1行目の" & "文字列"

文字列変数を使って連結

[ファイル]-[新しいプロジェクト]から、「コンソールアプリケーション」を選択し、プロジェクト名を入力したら、[OK]ボタンをクリックして、表示されたプログラム入力画面に、&演算子を使って、プログラミングします。

プロジェクトの作成方法については、「コンソールアプリケーション」 を参考にしてください。

文字列を連結した結果は、上から順に、"1行目の文字列""2行目の文字列""3行目の文字列"になります。

ソースリストの枠内をクリックすると全選択できます。

Module Module1

    Sub Main()
       ' 文字列変数の宣言
       Dim after1 As String = ""
       Dim after2 As String = ""
       Dim after3 As String = ""

       ' 文字列変数の宣言と代入
       Dim str1 As String = "1行目"
       Dim str2 As String = "2行目"
       Dim str3 As String = "3行目"
       Dim common As String = "の文字列"

       ' 文字列を連結して画面に表示
       after1 = str1 & common
       Console.WriteLine(after1)
       after2 = str2 & common
       Console.WriteLine(after2)
       after3 = str3 & common
       Console.WriteLine(after3)
    End Sub

End Module

[Ctrl]キーを押したまま、[F5]キーを押して、このプログラムを実行すると、次のように画面に表示されます。

実行結果