乗算演算子 * [VB 2010]

Visual Basic 2010/2008 超やさしい文法

   乗算演算子 *

乗算(掛け算)するためには乗算演算子*を使います。「X」ではないので注意してください。

オーバーフローに注意

変数を使って乗算したり、その結果を代入するためには、データ型として、Integer型 や Long型など数値型を宣言します。

乗算した結果、大きな数値になると、変数に入りきらないことがあります。このような現象を「オーバーフロー」と言います。小さなデータ型を宣言した場合には、オーバーフローに注意してください。

それでは、乗算演算子を使ったサンプルプログラムを作成します。

Module Module1

    Sub Main()
       ' 整数値変数の宣言と代入
       Dim anser As Integer = 0
       ' 乗算(掛け算)
       anser = 5 * 2
       Console.WriteLine(anser)   ' anserは 10
       anser = 0 * 2
       Console.WriteLine(anser)   ' anserは 0

       ' 整数値変数の宣言と代入
       Dim a As Integer = 3
       Dim b As Integer = 11
       ' 乗算
       anser = a * b
       Console.WriteLine(anser)   ' anserは 33
       ' 負の整数を使った例
       Dim c As Integer = -1
       Dim d As Integer = 6
       ' 乗算
       anser = c * d
       Console.WriteLine(anser)   ' anserは -6
       ' 演算に使った変数に再度代入
       c = c * 3
       Console.WriteLine(c)       ' cは -3
       c = c * d
       Console.WriteLine(c)       ' cは -18
    End Sub

End Module

変数の使い方の応用として、演算した結果が変数に入りきらないオーバーフローするプログラムです。実行するとエラー画面が表示され、演算結果は表示されません。

Module Module1

    Sub Main()
       ' 整数値変数の宣言と代入
       Dim a As Integer = 100000000
       Dim b As Integer = 1000
       Dim ans As Integer = 0
       ' 演算結果は、ans変数には入りきらない大きい整数値
       ans = a * b
       Console.WriteLine(ans)
    End Sub

End Module

[Ctrl]キーを押したまま、[F5]キーを押して実行すると、しばらくすると、下のように「・・・・・は動作を停止しました」のダイアログボックスが表示されので、[プログラムの終了]ボタンをクリックします。

エラーダイアログボックス


さらに、「ハンドルされていない例外: System.OverflowException: 算術演算の結果オーバーフローが発生しました。」の実行画面が表示されます。何かキーを押すと、プログラムが終了して、この画面が閉じます。

注意:図は右のほうが切れています。


次回は、除算演算子 / について学習します。


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